LAST WORDS in 2020


今年も多くの方々にお世話になりました。本当にありがとうございました。


こういった状況でも洋服を買ってくれたり、店頭に来てくれたり、お客様あってのNIGHTHAWKSだっていうのを再認識しました。本当に有難い事です。でもなかなか遠方の方にはお会いする事が出来なかったので、そこはやはり残念でしたね。少しでも早くこの状況が終息するのを願うばかりです。
そして、個人的にはより貪欲にカッコいいもの・面白いものを欲すようになりましたね。ファッションはもちろん映画や音楽、アート、心霊etc


とりあえず来年はもっとしっかりブログで発信していきたいので宜しくお願いします。タカのホンキ、見逃す気?


それでは良いお年をお過ごしください。あざっした!


年末年始の営業日程


今年も残り僅か。
以下に年末年始の営業日程を載せてますのでご確認ください。


12/30 OPEN(12:00-17:00)

12/31 CLOSED

1/1 CLOSED

1/2 OPEN(12:00-17:00)

1/3 OPEN(12:00-17:00)

1/4- OPEN(12:00-19:00)


来月はHender Scheme ws21シーズンの2ndデリバリーとth 006コレクションが立ち上がる予定。もしかしたらインポート勢も?的な感じです。

あともう一発ブログを書こうと思っているので、それで年内最後ですね。それでは皆様、メリー・クリスマス。


ONLY HOLY STORY


来週はクリスマス。

周知の事実だとは思いますが、モテる僕はもう予定がパンパンです。辛み。






























と言う事でご迷惑をおかけしますが来週24日(木)は店休日とさせて頂きます。


PS. 明日12/19(土)に完売してしたSUNSEA BK DOUBLE-BREASTED COATが再入荷します。これで各サイズ1点ずつとなりますので、気になる方は宜しくお願いします。


コマンドー


先日立ち上がりを迎えたHender Scheme。

新型のシューズcommando muleのbrownが嬉しい事に完売。ありがとうございます。


前回の紹介ブログでもお伝えした通り自分の気分はミュールだし何ならちょっとウェーブがくるんじゃねーのなんて思っていましたが、その雰囲気が若干出てきた感がある?


まあウェーブが来る来ないどっちにしろ、激推しには変わらないのでもう一度スタイリングでご紹介させてください。


Pants: NAMACHEKO

Shoes: Hender Scheme

スラックスに合わせるのはもちろんベター。こういったゴツめのシューズ+パンツはここ最近はずっと推しメン。







































これは分かりやすく魅せる為にパンツを上に引っ張ってるだけなんですが、夏は黒ソックス+シューズ+ショーツの黄金比率かつ絶対領域がお勧め。スケータースタイルにこのシューズとかかっこ良さげじゃないですか?


と言う事で気になる方はぜひご覧ください。




BK DOUBLE-BREASTED COAT


当店のAW20シーズンもこのコートを最後に全ブランド完納。実はこれオーダー時は買い付けてなかったんですが、お願いして少量だけ卸してもらったもの。




SUNSEA BK DOUBLE-BREASTED COAT

Material:Wool 100%

               (Lining) Cotton 58%, Rayon 42%

               (Strap) Washable cow leather

Color:BK

Size:2, 3

Price:¥100,000+tax


先に入荷したNAVYは個人的に今シーズンのハイライトだったんですが、今回のBKも負けず劣らずかっこいい。めちゃくちゃかっこいい。

一般的に(ブラックの)ダブルはクラシックで渋いイメージがありますが、SUNSEAにかかるとモダンな佇まい。しっかりとSUNSEAらしさがありながら、Youth世代から大人な男性まで着る人(着こなし)によって個性を際立たせる懐の深いデザインだと思います。


























































素材・ディテール・シルエットとどこを見ても美しい。

2020年はぴえんな事が目立ちましたが、かっこいいものに触れた時は忘れさせてくれる。そんなパワーを持ったコートです。


Portrait of a Lady on Fire


先日楽しみにしていた映画「燃ゆる女の肖像」を観に行ったんですが、これが傑作。






























とても一回じゃ咀嚼しきれないほど味わい深い表情や仕草、演出は何度も観たくなる。説明はせずしっかりと映像で色々魅せてくれます。

見てて、この監督ビッグになるから。
(俺誰やねん)









































この衣装かっこよ。。





back pack


ここ最近はセットアップが流行っていたりしますが、当店でもクラシックでベーシックなコートやジャケット、シャツにスラックスなどデザインの差はあれどそういったカテゴリーを各々のブランドから意識的にバイイングしています。でもそれ一辺倒ではなくて、それらのアイテムに相反するGR10Kのような(敢えて言うと)土方系アイテムをスタイリングに組み込む事でNIGHTHAWKSなりのバランスみたいなものを提案しています。

相反するものってよく聞きがちですが、そこに僕は海外の、もっと言えばロンドンの空気感を持ってくるようにしているんですが、これはもうニュアンス。言語化不可能。と言うか、それがロンドンっぽいかどうかさえ今はよく分からない(笑)。ただ完全に言えるのはこれまでの血となり肉となった自身の体験からくるかっこいいと思うものというのは確か。

まあ話を戻すと、そういったクラシックなスタイリングにスポーティーなバックパックを合わせるのは定番ですが、やっぱりいいよねって事です。でもあくまでクールなタッチで。




Hender Scheme back pack

Material:cordura polyester 100%

                nylon 100%

                cow leather

Color:black

Price:¥33,000+tax


ディテールの詳細はオンラインストアに詳しく書いているのでここでは省きますが、簡単に言うとタフに使える便利なバックパック。






























大きさなどのバランスもいいし、小技の効いたディテールもさりげなくていい。


commando mule


ここ最近はしっかりブログを書いていこうと心を入れ替えたばかりなんですが、なぜか書いてない時の方がアクセスが多いという恐ろしい事実に震えてます。。。なんでやねん!


でもそんなんでへこたれねーから!俺には伝えたいものがあるから!


と言うことで、本日は立ち上がりを迎えたHender Scheme 2021wsコレクションよりバイブスがヤバいシューズを紹介します。




Hender Scheme commando mule

Material:(upper) cow leather

                (lining) cow leather

                (sole) vibram sole

Color:black, brown

Size:4, 5

Price:¥46,000+tax


このシーズンのオーダーをする少し前くらいから、個人的にミュールがやけに気になってたんですよね。それは今年の閉塞感から来る安息への欲求なのか、はたまたただ暑かったからだけなのか。まあどっちもかな。


かと言って今までこんなオシャンティなの履いた事なかったんでよく分からなかったのも本音。そんな気分で訪れたHender Scheme 21wsシーズンの展示会でこれを履いた瞬間LOVE注入(された)。




















コマンドソールにする事で出るボリューム感。緩やかな丸みのあるトゥに施されたメダリオンと艶。そして、履きやすさ(楽さ)。




















全体のバランスもいいし、何よりNIGHTHAWKSで買い付けるパンツととても相性いいだろうなと容易に想像できたのが決め手。GR10Kの20AWのルックの足元もこれに近い感じの履いてて、個人的にGore-tex®︎ Arc Pantsと合わせたかったてのもあります。春は長めの黒ソックスにショーツ+シャツとかもしたい。色々と靴から想像が膨らむ。








































ちなみにエンダーのシューズは今期あと「cheak」と「caterpiller」しかバイイングしてないほど、リラックス感を意識したセレクトにしてます。


という事で気になる方はぜひお試しください。




Hender Scheme WS21コレクション立ち上がり


続いては当店では新シーズンの先陣を切る特攻隊長役のブランドHender Schemeをご紹介します。


実は21回目となる今シーズンからエンダーは独自のシーズンタームの概念を掲げ、"spring/summer(春夏)" "autumn/winter(秋冬)" といった一般的なタームではなく "Winter/Spring(冬春)" "Summer/Autumn(夏秋)" へと更新します。


感覚的にはさして変わらない。立ち上がり時期もこれまで同様に6月、12月だし。でもこれはブランドの姿勢という視点で見ると小さいけど確かな一歩だと個人的には感じます。


既存のファッションサイクルというのはそれこそコロナ以前からも度々問題視されていましたし、実感としても例えば真夏にコートとか暑くて見たくねーよとかね(まあファッション好きには先物買いを楽しむという体に開発されている面もありますが)。


要するに前からあるルールだからと思考停止する事なく、自身を見つめ直しシステムの見方を変え異なる枠組みを再設定するという態度にこそ価値がある、信頼できると僕は思います。インディペンデントこそ正義。


前置きが長くなりましたが、もちろんプロダクトの完成度は折り紙つき。個別の商品紹介は改めて入荷後にします(別に商品紹介を律儀に待たずに買っちゃってもいいですからね)。









































WS21シーズン立ち上がりは店頭・オンライン共に12/5(土)。

ご来店お待ちしております。



198201111959_202010


まずはファッションマガジン「198201111959」の新刊となる "202010" をご紹介します。




















既存のファッション雑誌のつくりとは一線を画し、クリエイティビティの本質を読者に見せてくれる内容で多くの方に大変好評を博し、これまでリリースされた全3号は完売。インタビュイーも中々他の雑誌では見る事が出来ないクリエイターをチョイスし、読み応え十分。個人的にも楽しみにしている雑誌です。






































第4号となる "202010" ではVICTOR&ROLFの2人や松島正樹氏へのデザイナーインタビュー、韓国系アメリカ人の音楽アーティスト、イェジを被写体にしたPERVERZEのファッションストーリー、フィッシュ・チャンが家族を被写体に撮影したフォトストーリーなどを掲載。そして前号に続き、今号も3冊の写真集がセットになっています。1冊目はアントワープ・シックスのメンバーでもあったデザイナー、マリナ・イーの最新コレクションに潜む服のディテールだけを撮影したもの。2冊目はアーティスト花代が2019年に撮影したドイツの風景、そしてそこで交流したフレンズ達の姿を切り取ったもの。3冊目はスウェーデン人フォトグラファーのゲリー・ヨハンソンが2008年に撮影したモンゴル・ウランバートルの風景写真シリーズになります。


































今週12/4(金)より店頭・オンライン共に販売します。


コレクタブルなものとして前号もご購入頂いている方はマスト、そしてまだの方もマスト。一言で言えば、マストだっちゅーの。




LAST NOV


12月1週目となる今週末はHender Scheme 2021ws(winter/spring)の立ち上がりと前回大変好評だったファッションマガジン「198201111959」から新刊の第4号が届きます。


それぞれバイブスがヤバーイ!ので後日紹介していきますね。

(まだ「とんかつDJあげ太郎」を観た人に会った事がありません)




20201122

 

えー、まずはごめんなさい。VIERについて書こうとしましたが時間が足りず結局書けずじまい。。失礼しました。ペコりんちょ。


当店初のイベント。始まる前まで結構プレッシャーというか不安に感じてましたが、フタを開けると初日の太郎さんが在店された日は多くのお客様にお越し頂き非常に賑わいを見せました。あ、いやでもみんな緊張してたので静かだったかも笑


現在は僕一人でゆっくりしておりますのでまだお越し頂いていない方は是非とも明日最終日お越し下さい。


※DUST, SUNSEAもデリバリーが届いておりますのでそちらも後日紹介していきますね。





th 1/2

 

アントワープ。それはth、ひいてはデザイナー堀内太郎氏を語る上で切っても切れない関係である。


2年前、新たな才能を探している中でウィメンズブランド「TARO HORIUCHI」に送った一通のメール。もしかしたらメンズアイテムなど展開していないかと淡い期待を乗せて駄目元で送りましたが、届いた返信メールには期待以上の言葉が。 "実はメンズラインを次シーズンから立ち上げる" と。それがthと僕との出会いになります。


メールを送ったのが既に展示会終了後だったのもあり、ファーストコレクションはサンプルを見てオーダーは出来ませんでしたが送られてきたLOOKと堀内氏の経歴を見て驚愕し高揚したのを今でも鮮明に覚えています。

(経歴などについては過去の投稿を見てもらえれば詳しく書いてます→HERE)

















001/AW18


マルタン・マルジェラやラフ・シモンズ、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク、ヴェロニク・ブランキーノ、A.F.ヴァンデヴォーストといったアントワープを拠点とする錚々たるデザイナーのビジュアルを支えた写真家ロナルド・ストゥープスが撮り下ろしたthのコレクション。コントラストの効いたモノクロのシャープな世界観に一瞬で惹き込まれ興奮を覚えるのは決して僕だけではないはずです。そこには僕(ら)が憧れを抱いていた美学が随所に感じられ、どこかノスタルジックさえ感じさせてくれる。


そんなシャープでクールなイメージの中のモデルが着ている洋服は、当時まだまだトレンドであったロゴやオーバーサイズのシルエットなど一切見られない細身でシンプルなデザイン。だからこそカッティングや素材の美しさが際立つミニマムなデザインの洋服はロナルド・ストゥープス氏の作り出すイメージと共鳴し合い、静かだが力強く鮮烈な印象を与えます。


















002/SS19































003/AW19

































004/SS20


005/AW20


そして、それは5シーズン目となる005/AW20コレクションでも健在。


当店では決して爆発的な拡がりを見せるわけではないですが、シーズンを追う毎に一人一人に着実にブランドの美学が浸透している印象を受けます。そして、それがとてもthらしいなと。


最近では自身のブランドとは別にLCCの制服デザインを手掛けたり、「Mame Kurogouchi」と組んで縫製工場を立ち上げたりといった活動も精力的に行っているのでニュースなどで目にする機会も多くなっています。


そしてこの度当店ではthと組んで初となるオーダーイベントを今週末に開催致します。


勢いに乗って詳細もお伝えしたいところですが少し長くなってきたので2回に分けます。