無価値から価値あるものへ
当店で取り扱っている "DUST Magazine" の "DUST" は直訳すると、"ごみ" や "ほこり" といった意味になります。そして、DUSTのアイテムのほとんどにはそのロゴが小さく、もしくは大きく入れられています。
何も知らない人からすると、「なんでこいつはごみの文字が入った洋服を着ているんだろう」と思うかもしれません。でも、僕はこのワードに大きく価値を感じていますし、これまでご購入して頂いた方にも同じように価値を感じて頂いていると思います。それはシンプルにDUSTが何者か、何をしているかという事を知っているから。
ゴミに価値をつけたと言うと直接的過ぎますが、いわゆる「価値のないものに価値をつけた」と言えるんじゃないでしょうか。
もちろんそれは成功しているどのブランドにも言えますが、やはり僕はこの"DUST"というワードセンスにまず惹かれてしまいます。それにこのロゴ全盛の時代において、それとは少し違う立ち位置にいるとも感じています(DUSTの本質はそこじゃないから)。
ここ福岡では(僕の知っている限り)DUST Magazineのような洋雑誌やDUSTのようなインディペンデントな海外ブランドに触れる事ができる場所はほとんどないですし、したがって知る機会もずっと限られてきます。でも、僕はこういったインディペンデントな姿勢のクリエイターこそがかっこいいと信じているので、一人でも多くの方に知って頂けるように精進しないと。
と、今日このフーディー着てて思った次第です。
おしマイケル!