ストライプシャツ


OMAR AFRIDIの洋服からはどことな〜くワルい色気みたいなものを感じます。

それは "官能的" とも置き換えることが出来るのかな。


決して直接的なものではないので、言葉にするのは難しいのですが、 それは確かに感じる。


今回のストライプシャツは特に顕著のような気がします。

LOOKからも、その魅力がぷんぷん丸。








































素材はキュプラ。

柔らかくてひんやりとした肌触りはこの時期にうってつけ。


カラーはブラウンストライプ。

一般的には秋を思わせる色ですが、このシャツからはシーズン性よりも知性を感じさせてくれます。



































うっすらと透け感もあります。


今時期の夜に一枚で着るのはまだまだ寒いくらいの肌感。



















































丈の長さと深いラウンドヘムにはリゾート感があって、それはズレや揺らぎ、違和感として表現され、シャツの魅力に直結しています。





































170cmでサイズ44着用。

程よいゆとりで、歩いた時のなびく様は品があります。

ちなみに上のパンツはGABRIELAのウールシルクbyロロピ素材スラックス。相性抜群。


個人的にはカジュアルに落とし込むよりも、スラックスと合わせて夏に着るドレスなスタイリングをイメージした方が魅力を存分に味わえる気がします。


と言いつつも、OMARのシルクリネン素材ショーツにレザーサンダルと合わせたのもとても良かった。

写真があんまり良くなかったのでここでは載せれませんが。


シンプルに着れつつも、エッジの効いたシャツです。

是非店頭で試してみてください。



マルジェラの本


最近家族が早めに寝るようになって、時間の余裕が少しできた事もあり、撮り溜めていた映画を少しずつ観ています。


最近観て印象的だったのは「ノスフェラトゥ」(ムルナウ版、ヘルツォーク版、ロバート・エガース版)。

中々怖かったり、リリーローズの演技が凄まじかったり、中世の街のビジュアルが良かったりとどれも楽しめました。


毎日Youtubeで心霊系を観て心を落ち着かせてから寝る僕ですが、まさか100年以上前のムルナウ版を怖いと思うとは。。。

本当に、マックス・シュレック演じるオルロック伯爵のビジュアルと存在感が圧倒的に怖いんですよ、あれモノホンですわ(という設定の映画があるそうで、早く観てみたい)。


時代が変わっても人間の恐怖の感情はそんなに大きくは変わらないものかもしれないですね(もしくはそもそも僕がビビリなだけなのか)。
















という事で、先日届いた書籍についてです。


ライラが運営する「printings.jp」によるMaison Martin Margielaのアーカイブブック。本人が手掛けたアーティザナル作品の中から、ウィメンズライン「⓪」446点、メンズライン「⓪⑩」242点の合計688点が掲載された2冊セットです。








































彼が手掛けた作品が黙々と並んでいる内容で、とにかく圧巻。


数年かけて撮影されたとの事で、背景にある時間と労力、そして何よりその情熱を想像するだけでも凄まじいものがあります。


本人が手掛けているわけではないですが、装丁もなるほどと唸らせられるデザイン。











































一家に一冊、というのは冗談ですが、でも決して完全に冗談として言っているわけでもないくらい強くお勧めできます。


こういった書籍を当店で扱わせてもらえるのは光栄ですし、お客さんにご紹介できるのはやりがいがあります。


店頭販売のみです。自分用をサンプルとして置いておりますので、是非店頭でご覧ください。


価格は税込35,200円と決して安くはないですが、資料的価値の高さだけではない、静かなる熱さを感じる一冊。安いです。

リバーシブルのノーカラーブルゾン


SUNSEAから新作が届きました。



































ご存知イギリスの老舗シャツ生地メーカー「Thomas Maison」のチェック地を使ったノーカラーブルゾン。


茶と青をベースとした配色は、大人で落ち着いた雰囲気を感じます。個人的に、ブリティッシュをどことなく感じるのが刺さった大きな理由かもしれません。尚且つ、柔らかくコシのある手触りと品の良さが堪らない。1796年創業は伊達じゃねえ。



そんな最高な生地を、SUNSEAを代表する(と個人的には思っている)ノーカラーブルゾンで仕立てられていて、これまた最高なわけです。さらに、リバーシブルってんだから魅力は3倍、いや、3の二乗。


ちなみに、裏も同じくコットン。黒に近い、光沢のあるチャコールの無地がまた使いやすい上、表に負けず劣らず上品です。



































オリジナルのパターンはもちろんで、首周りのレザーパッチ、ririのダブルジップ(withレザープル)、胸ポケなどなど、ディテール一つ取ってもSUNSEAと分かります。


ポイントと言えば、これまであまり見られなかった両サイドの裾に施されたドローコードでしょうか。ここら辺は今のSUNSEAのムードみたいなものを感じられますね。


個人的にですが、あまりドローコードで絞るのは好きではありませんでしたが、これは絞った時に表れる丸みのあるシルエットが良くて、使いたくなります(下の着用は絞ってますね)。



リバーシブルと言えど、シャツ生地なので着用感も見た目も軽やかです。逆にまだ夜は肌寒くなることも多いし、今ブログを書いている福岡は雨が降っていて少し寒いくらい。そんな時にバッチグーなイメージです。


何よりこの生地このブルゾンならではの魅力があり、ワードローブにあると重宝すると思います。

































































有難いことにサイズ3は完売し、現在サイズ2のみ。


SUNSEAをお持ちの方で普段サイズ2の方はそのままベストサイズです。ちなみに170cmの僕がサイズ2、上のモデルは178cmでサイズ3を着てました。



LOOKのように軽やかに着たいですね。











ドレープトゥ・トラウザー


裏ブログでは初めてのご紹介となる『GABRIELA COLL GARMENTS』。

ご存知スペイン・バルセロナを拠点とするデザイナー、ガブリエラ・コールによるブランドです。


彼女のデザインする洋服は、ミニマルで品がいい。

決してトレンドに迎合するブランドではありませんが、今の皆さんのムードととても近い距離にあると思います。

故に当店でも注目度が高い。


本シリーズもどれも素晴らしく、着用した時の佇まいの良さは悶絶級。品が良く、自然体で、タイムレスでいて、リアルクローズ。


アート・ディレクターや映画ライターの肩書きを持つ高橋ヨシキ氏の先日のメルマガのタイトル/内容が「優れた映画には豊かなディテールがあり、しかし余白もたっぷりあるということ」だったわけですが、これに通じるものがGABRIELAにあると思っています。


つまり、彼女の洋服には余白がたっぷりあって、着用者のワードローブにスッと馴染む。


































今回フルレングスのパンツは1型、素材違いで2種類を選びました。

ベースはワイドなイージーパンツですが、両サイドのシームの内側にゴムを配し、ギャザーを作ることで少し歪なシェイプに。この歪さをドレープに見立て、美としてデザインされています。

そこに、一つは "Zelander&Silk" by Loro Pianaのエレガントなウールシルク 、もう一つは製品染が施された風合いのいいタフなコットン地を当てています。

もちろん両者で見え方は全然違う。真逆だと思う程に違う。


Loroの生地にこのデザインなんてチョベリグなわけで(とろけるようなドレープに見惚れる...)、シンプルになりがちというかならざるを得ない夏にこれを履くだけ(夏でも全然履ける薄さ軽さ)で夏のファッションが楽しくなるはず。僕はパパ活があるので、それ用にタフでガシガシ洗えるコットン生地を選びました。


このパンツを腰履きして、上をオーバーにして少しストリートというかスケーターっぽく履くことにハマっています。ガブリエラをそういう風に着るのも中々乙じゃないかなと思うのですが、どうでしょう。







なぜベストを尽くさないのか


個人的になんとなく難しく感じて避けてきたベストですが、SUNSEAが提案するベストにはとても惹かれてきました。

惹かれてきたのは皆さんも同様で、これまでリリースされたものは全て完売。


僕が手に入れる事が出来たのは「Uncle Customized(Reversible)」のみ。

だって、 "NIGHTHAWKS" のワッペンがあるんですよ?これは店に出せなかった笑、誠にすいまメーン。






































そして、今回のコレクションからも素敵なベストが届きました。


N.M THICKENED w/耳 BIKER'S VEST

Material: Wool 100%, (Back Lining) Cotton 50% Cupro 50%, (Patch) Cow Leather

Color: BK

Size: 3

Price: ¥60,000+tax


お馴染みナイスマテリアルを使用したベスト。

そこにレザーパッチを表に裏にと縫い付けたデザインがなんともイカしてます。

そのモチーフは名前の通りバイカーから。





































この品の良さとハーコーさを成立させるバランス感が巧みで、SUNSEAのセンスの良さが遺憾無く発揮されています。

いつも凄いなと思うのが、しっかりと空気感を纏っているというか、洋服から感じるものがしっかりあるんですよね。単なるリファレンスで終わらないというかね、すごくフワッとした言い方ですが。


左側にポケット付き


































アームホールは大き過ぎず小さ過ぎずの開き。

超オーバーのトップスやドルマンスリーブとかでなければ、全然余裕です。

ここ最近は少しずつコンパクトなシルエットを着る方も増えているので、寧ろスッキリして見えてハマる方多いと思います。


そして、フロントはririの小さめダブルジップ。












































































暖かくなってきた今時期の昼間は、ロンT+Tシャツの上に羽織りたい。ちなみに、この上にGABRIELAのフードジャケット着たらめっちゃ良かった。

(写真撮り忘れちゃったので、どのくらい良いかは皆さんの普段の行いの賜物による妄想力にお任せします)


僕はパンツもナイスマテリアルを合わせてセットアップっぽく着ていますが、もう少し暖かくなればショーツに変えたい。そして、初夏はTシャツの上に羽織るだけ。最高に決まってます。


是非お試しください。