去年の秋冬シーズンにリリースしたLANA SIBERIEを覚えているでしょうか?
ロシア出身で現在ロンドンを拠点とする女性アーティスト(インスタ見る感じだと最近は女優業もやってるのかな)lulia Filipovscaiaによるレーベルです。
基本ウィメンズブランドなんですが、そん時は彼女が集めている古くは100年以上前のデッドストック生地(しかも彼女の故郷のロシア産!)で特別にメンズサイズのシャツを作ってもらったんですよね。去年の話なので、オープンしてから約1年半というまだまだ地名度もほとんどない時(今もあるかどうか分かりませんが苦笑)にそんなアイテムをリリースしたので不安だったんですが、超一部のコアな方に喜んでもらえたのを覚えています。
そして、今年1月パリにAW18コレクションを買い付け行った後に、いつも通りロンドンにも遊び半分で行き、luliaにアポイントを取ってスタジオを漁って来ました。
スタジオの一部
元々Lana Siberieを知ったきっかけはLN-CC経由なんですが、その時のニットウェアの格好良さが鮮明に脳裏に焼き付いていたのとシャツは前回もやったって事もあって、何かニットウェアない?って聞いたら、「あるよ」って。
ドラマHEROの田中要次か!
で、奥から持ってきてもらったのが、下のニット。
これがすごい肌触りが良くて、なおかついい発色だったんですよね。なので、すかさずこれでメンズのニットウェア作れる?って聞くと、「出来るよ」って。
ドラマHEROの田中要次か!
実はこの素材には色々と厳しい背景があります。
この素材はイタリア産のウールシルクで、ブランド初のファクトリーでのニットウェアの生産の為(基本的にLana Siberieはハンドがメイン)、用意されたものだったんですが、そのオーナーが快諾した後に工場は閉鎖したとこの素材を送り返してきたどころか実はいまだに○○・ピアー○などの有名会社は請け負っているらしく、、、
そういう若手デザイナーvs大手ニットファクトリーの戦いから彼女はこのコレクションを "Battle Remains" と名付けました。
という事を聞いて、ここに強くデザイナーの意志を感じた僕はさらに惹きつけられ、ハンドメイドで製作をお願いしましたとさ。
ちょっと長くなったので詳細などの続きは(多分)明日ですね。
でも明日10/13(土)にリリースしますので、気になる方はまずは現物をご覧ください。
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定休日: 第二、第四火曜日
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